産後の腰の痛みは骨盤の関節が原因?
皆様こんにちはやましなおの整骨院の安田です。
産後、腰の痛みで多くの方が来院されるのですが、何が原因かという事が大事になります。
今回は産後大事になってくる骨盤の関節「仙腸関節」、「産後の骨盤の状態」についてお話していきたいと思います。
もくじ
仙腸関節
仙腸関節は骨盤の中央にあり、仙骨と腸骨の間の関節になります。
あまり動きのない関節なのですが1~4度の回旋と1~2ミリの並進とされています。
出産後の骨盤の状態
妊娠中は胎児が骨盤腔内にいますので、腔内を広げようとしてリラキシンというホルモンがでて、骨盤や靭帯を緩めていきます。
骨盤や靭帯が緩みすぎると支えられなくなり、腰の痛みや恥骨痛がでてきてしまいます。
一方、産後はオキシトシンというホルモンによって緩んでいた靭帯をもどそうとします。
まとめ
このように妊娠すると体が出産の準備を始めます。
産後は骨盤や靭帯が緩んでいる状態ですのですぐに骨盤ベルトを着けてだいたい二ヵ月ほどつけておくことをお勧めいたします。
産後しっかりと骨盤、靭帯、筋肉が正常な状態に戻り、体を支えられるようになると痛みはだんだんと少なくなっていきます。
是非参考にしてみてください。